こんにちは、あすなろ訪問看護ステーションスタッフです。本日は浮腫に対しての対応についてのお話です。訪問していると浮腫が多く生じている事があり、考えさせられることがあります。
まず浮腫が生じている場合に考えることはなにから浮腫が生じているかです。原因として挙げられるのはまずは心臓、肝臓、腎臓の内臓によるものです。
心臓に関しては心機能が落ちることにより体液循環が不良になり、浮腫が生じます。
腎臓に関しては体水分のろ過機能を持っており、不必要な水分を尿として排出しますが、その機能が落ちると排出しきれず、浮腫としてみとめられます。
肝臓に関してはたんぱく質の合成を担っているのですが、肝硬変などでたんぱくの生成がへると血管内の水分が血管外に出て行く為、結果として浮腫となります。
また他の原因としては低栄養やリンパ浮腫などもあります。
対応としてはまずは元疾患の治療を進めていく必要があります。そのほかには減塩することで身体の中にとどまろうとする水分を減らしたり、水分量も訪問時に評価、対応します。
また運動も適宜行なってもらうことで血行をよくさせ、水分を流すことも行ないます。
浮腫を生じさせやすい疾患に関しては有酸素運動が好ましい事が多く、負荷量を見ながら運動を提供します。
低栄養に関しては栄養指導をおこない、またリンパ浮腫などの場合はリンパドレナージというむくみを流すこともおこないます。闇雲にマッサージするとむしろ増強したり、効果が無かったりするため、必要時は、適宜方法は指導させていただきます。
むくみにかんしてはお悩みの場合ご連絡ください。
あすなろ訪問看護ステーション TEL 082-275-6969
E-mail houkanasunaro@asahinet.jp
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